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芸術の秋。
…というわけで、最近我が家にはたくさんの個展の案内が届く。 しかも、行きたい個展のスケジュールが重なっていることもあり、 この時期私は一人で忙しい。 そんなわけで、今日は津屋崎にあるギャラリー、星鈴音さんへ向かった。 大好きな岩田圭介さんの個展。 しかも今日が初日ということで、ご本人もいらっしゃるのだ。 お店は古い一軒家。靴を脱いで店内に入る。 この形式は、いつも友達の家に招待されたような気分になる。楽しい。 店の中には今まで見たことがないほどの、 たくさんの岩田さんの作品が並んでいる。 素敵な作品の数々に、私のアドレナリンは一気に噴き出す。 初めてお会いする岩田圭介さんは、かっこいい大人の男性であった。 勝手に、奥田瑛二さんのようだ…と思う。二言三言お話をさせていただいた。 私は、大人の素敵な男性に弱い。 東京の器やさん「桃居」の店主、広瀬さんも大人の素敵な方だった。 そんなことを考えながら、器を選んでゆく。 岩田さんは、同じ津屋崎で作陶されている。たぶん星鈴音さんともご近所なのだろう。 そんなわけで、なんだかくつろいだ雰囲気。奥様の美智子さんも交えて談笑されている。 たくさんの作品の中から、カップと六寸くらいのお皿を、それぞれふたつずつ選んだ。 カップは飲み口が薄く、口径が広くて、とても飲みやすく作られている。 ビールや焼酎を飲むための陶器のカップが欲しい…という要望で、夫が選んだ。 お皿は、やさしい乳白色のぽってりとした器。小さく、貝殻の模様が入っている。かわいい。 今回の作品は、岩田さんの遊びゴコロがたくさんつまっていた。 あんなに渋い方なのに、作品はなんだか可愛らしくて、クスッと笑ってしまう。 ありがとうございました。大切に使います。 岩田さんに見送られ店を出た後は、少し足を延ばして神湊へ向かう。 玄界灘でとれた美味しいお魚が食べられるお店 "温や" 。 私は、このお店の鯛茶漬けが大好きなのだ!(ちなみに一番好きなのは稚加栄の鯛茶漬け) 鯛茶漬け御膳は、お刺身やえびの掻揚げや煮物などいろいろ付いて1,575円。 この内容でこのお値段は、かなりお得だと思う。あぁ、やっぱり食欲の秋(笑)。 その後は、鐘崎漁港でたくさんの漁船を見たり、海岸線に沈む夕日を見たり。 心もお腹も満たされた、よい一日でした。
by chika-papermoon
| 2005-10-08 00:00
| Utsuwa
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